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2020年12月23日

NVCって何だろう?

今年も残すところ8日。

ドタバタした12月ではありますが、あえて予定を何も入れない日を作って、手をつけれていなかった写真整理に没頭したり、部屋をひたすら片づけたりしています。

今年は、結婚して、初めて義実家に帰省しない年末。。。 どう過ごそうか、何を食べようか(笑)今から妄想しています♡

★はじめましての方へ
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★「こどもに食を伝える」ことで、「親子の幸せの底上げ」していくことを、ライフワークにするまでの道のりについて、もう少し詳しく書いています。是非こちらも読んでください。→My Story(アメブロにリンクします)

 

さて、私は、今年、「食」以外で、ずーーーっと学びたい・触れていたいと思うものに出会いました。

それがNVC(非暴力コミュニケーション)です。

1月に初めて講座を受けた後、3名の方からいろんな角度のNVC講座を受け、

私にNVCを紹介してくれた友人のNVCサロンに入っていたり、講座後のコミュニティにも入り、ずっと触れ続けています。

学んで終わり。ではなくて、ずーーーっと触れたいと思うのは、

NVCが出来るようになりたい!ではなくて、息をするのと同じように、私自身がNVCでありたい。NVCを生きたい。という願いがあるからです。

なぜそう願うか。

最近、NVCを知らない人に、「NVCって、どんなの?」と聞かれることも多くなったので、

その理由とともに、NVCを少し説明してみます。

 

以前、伝えたい。「自分を大切にすること」を。というタイトルでも、NVCについて少し触れました。

このとき、私は「命とつながるプロセス」と表現しましたが、

人を思いやるコミュニケーション
共感コミュニケーション
いのちの言葉

とも言われています。

正式名称は、Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーションです。

 

大切な人と分かち合いたい

私にとってNVCを生きたい理由のひとつは、大切な人と分かちあいたいから。

特に、やっぱり娘かなぁ・・・。

本当に、大切で大切で、どうしようもないくらい大切なのに、

つい、嫌な言い方をしてしまったり、愛情表現が不足してしまったり・・・

お母さんだって、こんなことがしたいわけじゃないのに・・と、号泣した過去もたくさんあります。

だけど、最近では、感情がぶつかり合った時、その少し後で、落ち着いてから、「本当は、どうしたかったんだろう」と、振り返れるようになりました。

そのプロセスに、NVCを使います。プロセスは、4つあります。

NVC 4つのプロセス

①観察:私が正しい・あなたが間違ってるといった評価をせずに、出来事を客観的にとらえる。

②感情:相手の行動を見たとき、どう感じたか(ネガティブな感情もOK)を、自分が受け止める。

③ニーズ:なぜその感情になったのか。どんな願いが満たされているのか、いないのかを、明確にする。

④リクエスト:相手のニーズ(大切にしていること/願い)と、自分のニーズどちらも同じくらい大切にした上で、解決できる方法がないか探し、相手にリクエストしてみる。

NVCは、キリン語とも言われています。
画像はお借りしました

このNVCのプロセスを歩むことで、起こった出来事は同じでも、

「湧き上がってきた感情に支配されて、相手へぶつける」のと、

「本当に伝えたい言葉で、相手に受け取ってもらいやすい表現で伝える」のでは、まったく違います。

自分の本当の声に耳を傾けた上で、次の行動を選択すると、

自然と相手に思いやりが持てたり、互いの人間性を見て対話を紡ぐことができ、

大切な人と自然に分かち合うことが可能になるのです。

たとえ、出来事が起きた瞬間には出来なくてもいい。いつでも繋がりなおすことができる。

それが、NVCの修復的世界観」だとも言われています。

自分の声に耳を澄まそう

人の気持ちを優先すべき。
場を乱すべきじゃない。
嫌な思いをさせたと思われたくない。
傷つけたくない。
私が寝て忘れられるなら、それでいい。

(ホントに、ずーーっとそんな風に思ってたし、今も、まだそんな自分が、時折、顔を出します)

そんなことばかり優先していた私は、結局、自分の本当の声が聞こえなくなって、
どこかで、人と一定の距離を保とうとしていたし、

そうすることで、悲しい気持ちだけじゃなく、嬉しい気持ちも100%感じることが出来なくなっていました。

 

ふと、このままじゃ、いつか人生が終わるとき、本当の意味で、「私、生き切った!!!!」って言えるかな・・・いや、言えないな。って、思ったのです。

 

NVCで「ニーズ」と呼ぶ、ダイヤの原石のようなもの。

自分の本当の声、つまり、自分が何を大切にしていて、何を願っているのか。

それを自覚して、生きていくこと。

この1年、NVCを学び、今まで封じ込めていた想いや願いに、耳を澄ませる練習をしてきました。

今まで蓋してきたものに少しずつ気づき、涙を流し、そして、この世界の美しさに触れてきた気がします。

このプロセスは、時に、とても怖さを感じることがあります。

だって、気付かないふりしてるほうが、楽かもしれないから。

だけど、イキイキと、豊かに、胸を張って、生き切った!!って言うためには、今、この瞬間を精一杯、素直に感じることが不可欠だと思うのです。

だから、怖さを感じた時は、助けを求めたらいいんだって気が付きました。

NVCを通して、助けて!って言える仲間に出会うことができ、

いつだって耳を傾け、ともに感じ、心を寄せてくれる人たちに出会ってきたからです。

私が伝えたいことは「単なる料理」ではない

最近、活動の場を広げるにあたって、ずっと違和感を感じていたのが、「こども料理教室の、やまだかよです」と名乗ることでした。

2017年からの3年半、「こども料理教室」を形にしたくて、軌道に乗せたくて、それだけに力を注いできました。

でも、私が、本当に伝えたい事は何だろう。と考えたとき、

「食」だけでなく、
「心」の部分も含めて、

「つなぐキッチン」に関わることで、

小さな気付きが芽生え、
それを大切に育み、人生が色鮮やかになっていく。

そんなきっかけになりたい。
そんな場所でありたい。

と、願っています。

だから、「料理教室」という肩書きだけを名乗る自分に、違和感を感じていたのかもしれません。

「つなぐキッチン」を、ココロもカラダも整えられる場所に

来年の春頃から、ママを対象として、

カラダを整える「食」と一緒に、「NVC」をベースとして、まずは自分の「ココロ」に向き合っていく講座を、つなぐキッチンでも開催します。

でも、もし、今すぐ学んでみたい!なんか、そんな直観がする!!という方は、

私が初めてNVCを学ばせてもらったkokoさんの3時間で学べる入門講座(不定期開催)と、

濃いめの学びになりますが、私がとても信頼している石川世太さんの講座をご紹介しておきますね。

NVCを生きるママが一人でも増えていきますように。

そして、それが未来を担う子どもたちの健やかな未来につながりますように。

 

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