初めての卒業生へエールを
今日から3月ですね。
卒業シーズンを目の前に、各学年の子どもたちも、それぞれ進学が迫ってきて、親もこどもも、少しソワソワしてる日々かもしれませんね。
三寒四温といわれるように、肌寒い日があったり、急にポカポカ陽気になったり。
この時期は、自律神経が乱れやすいので、いつもより、心をゆったりと過ごしましょう。
初めての卒業生へエールを
先々週、つなぐキッチンで初めての「卒業生」が出ました。
小学6年生のKちゃん。初めて来てくれたのは、小学校4年生の夏。
私が、こども料理教室を初めて1年ほど経ったとき、ブログを見て来てくれました。
それから2年半の間、1度も休むことなく、すべてのレッスンを受講!!!
ほんとに、素晴らしい皆勤賞です♡
今日は、そんなKちゃんのお話を書こうと思います。
ひとりっこだからこそ
つなぐキッチンは、3~12歳までの子どもたちが対象ですが、やっぱり多いのは、幼稚園~小学校低学年。
そんな中、Kちゃんが初めて来てくれたのは、4年生だったので、初めから、しっかりしてるお姉さん的存在でした。
レッスンでは、たびたび、小さい子たちと一緒になる中で、
小さい子が、手を洗うのひとつにしても、困っていたら、すぐに気が付いて、さっと手を差し伸べてくれていたり、
時には、一緒になってじゃれあって遊んでくれたりしていました。
Kちゃんは、ひとりっこさん。
だから、小さい子を見ると、弟や妹のように可愛がるみたいなんです。と、お母さまから聞いていました。
3歳の子と、小学生(特に高学年)では、もちろん、やれることが全然違います。
だから、レッスンを年齢ごとに区切ろうか、ちょっとだけ頭をよぎったこともあります。
でも、こうして、
Kちゃんが、小さい子たちを自分の妹や弟のように接してくれて、自然と助けてくれる姿を見るたびに、
異年齢がごちゃまぜでレッスンすることの意味を教えてもらったような気がしています。
下の子の面倒見がいいのは、もちろんですが、Kちゃんは、本当にお料理が好き!って言ってくれて、レッスンを毎回、とても楽しみにしてくれていました。
作業も、とても丁寧で、包丁使いは、あっとゆうまに修得したかと思うと、千切りや、ささがきまで見事にこなす腕前です。
つなぐキッチンでは、時々、創作意欲を刺激するようなメニューを入れていますが、Kちゃんは、手先も、とっても器用で、いつも、食べるのがもったいないくらい可愛いものを作ってくれていました。
↓フラワーフォカッチャ
↓創作 米粉パン
夏休みの自由研究や、新聞などで、料理教室で習ったことをレポートしてくれたことも、何度もありました♡
そして、「先生!あのね・・♪」と、いつも楽しそうに話してくれるKちゃんが、本当にかわいくてたまりませんでした。
誰かに喜んでもらうということ
そんなKちゃんですが、レッスンでシュウマイを作ったときのこと。
習った後、おじいちゃん・おばあちゃんに振舞ってあげて、とっても喜んでもらえたそうです。
「シュウマイが娘の得意料理になりました!」と、お母さまが、とても嬉しそうにメッセージをくださいました。
その後も、母の日には、何かを買ってプレゼントするのではなく、「お弁当」を作ってあげたり、お父さんの誕生日にはケーキを焼いてあげたり。
そんな風に、自分が作った料理が、大切な人を喜ばせることができる。
という経験を積み重ねてくれたことを、本当に嬉しく感じています。
それは、Kちゃんの中で、大きな大きな自信になったんじゃないかなぁと思います。
料理=苦手。料理=めんどくさい。
そんなイメージを持つことなく、
食って、人の心をハッピーにできるんだ!
食を大切にすることは、自分自身を大切にすることなんだ!
というのが、Kちゃんの中に育まれたんじゃないかと思っています。
これから先、楽しいことばかりではなく、辛いこともある人生の中で、きっといつか、それが役に立つ日が来ると信じています。
そして、いつまでも、どんなときも、
ここから、Kちゃんにエールを送っています!!!
この2年半、Kちゃんの成長の日々の中に、つなぐキッチンを入れてもらえたこと、心から感謝しています。
卒業の記念に、私が「食育」と出会えたきっかけになった、栗山小夜子先生の著書「ゆる和食のすすめ」をプレゼントさせていただきました。
Kちゃん、ありがとう。また、いつでも遊びに来てね。
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