2020年もありがとうございました

今日は、午前中、おせち作りのオンラインレッスンに参加予定です。

みなさんは、お正月料理、作られますか？？

義実家へ帰省しない初めての年越し。

家族でゆっくりとした時間を過ごしたいと思っています。

のべ337人の子どもたちと

2020年の、子ども料理教室は、12月26日ですべて終了しました。

振り返ってみると、今年は新型コロナの影響で４月・5月は、まともにレッスンできなかったにもかかわらず、

こども料理教室は、70回、述べ337人の子どもたちと開催することができました。

コロナ感染予防を考えると、試行錯誤しながらでしたが、

たくさんの笑顔に出会えたこと、心から感謝しています。

みなさん、本当に、ありがとうございました。

私たちは食べたもので出来ている

いつもお伝えしていますが、つなぐキッチンでは、こどもたちに「料理が出来る子」になってほしいわけではありません。

普段、自分が食べているご飯は、何からできているのか。

お母さんたちは、どうやって作ってくれているのか。

それを知ることで、食べているものに興味を持つ。作ることに興味を持つ。

興味を持ったときに、思う存分させてあげられる場所。

で、ありたいと思っています。

粉をこぼしたり、卵の殻がグチャってなっちゃったり、

思うような形にならなくて、子どもたちがイライラしたりすることもありますが、

そこから、毎回、たくさんのことを学んでいます。

野菜だって、

ただの「きのこ！」ではなくて、

「しいたけ・しめじ・えりんぎ・えのき・ブナピー」など、たくさんの種類があるんだな～ってこと。

「ほうれん草と小松菜って似てるな～」って感じること。

そんな風に、野菜のことも、少しずつ理解していきます。

それは、決して、教えられたから。ではなくて、興味を持って見ているから。なんですよね。

順番が待てなくて泣いていた子も、２～３ケ月もすれば、

「次、変わって～！」って言えるようになっていたり、

小学校の高学年の子は、私が何も言わなくても、一緒に参加してる小さな子のフォローを

ササッとしてくれる姿に、毎回、感動しています。

こどもたちの創造する力は、おとなのイメージよりをはるかに超えていて。

創作するときは、急に「しーーーーん」となって、その集中力にも驚かされます。

おとなにとっては、当たり前のことだって、

こどもにとっては、なんでも面白くって（笑）

ただミキサー回すだけでも、こんなに、はしゃげちゃうなんて、最高ですよね（笑）

「家では、こんなに野菜食べないのに・・・！」と、お母さんを驚かせる食べっぷりの子もたくさん見てきました。

そうやって、「ご飯を作って食べる」という過程の中で、

食べたものが、私たちの体も、そして心にも影響するっていうこと。

日本には、塩や醤油、味噌など、とてもとても大切な調味料があること。

それは、決してスーパーで買うだけじゃなくて、自分たちで作れるってこと。

そんなことを伝えています。

伝えることは、つなぐこと。

こどもたちが小さいころから、ホンモノに触れたり、味わいながら、

本当に大切なことを伝えていく。

そして、「知る」ことができたら、「選ぶ」ことができるようになる。

たくさんのモノや情報があふれる時代の中で、

たくさんの選択肢の中から、何が自分にとって大切なのか。

選ぶ力をつけることが大切だと感じています。

そうやって自分にとってのベストを「選べる」ということは、

自分を大切にすることに繋がります。

それこそが、私が伝えていきたいこと。

2021年もリラックスして、楽しんでいきましょう♡

今年は、オンライン無料レッスンを開催したり、

発酵料理を通して、ママたちが自分の「好き」を楽しめるコミュニティLico-Lifeを立ち上げたりもさせていただきました。

2020年、コロナのこともあって、今まで当たり前だったことが、自分の力では、どうにもできないことにも、たくさんたくさん遭遇してきました。

でも、大切なのは、外の世界がどうであれ、私の内側が何を求めて、何を感じているのか。ということ。

2021年も、つなぐキッチンと関わってくださった方の人生が、良くなっていくきっかけになれるよう歩んでいきたいと思います。

来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

それでは、よいお年をお迎えくださいませ。

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