こどもに、目標をもってもらいたいママ必見!失敗談付き
外出自粛が続く中、我が家の新小2の娘とのやりとりを、今日は書こうと思います。
きっと、同じような悩みを持つママは多いのでは。という想いと、私の失敗談も含めて(笑)
こどもに、目標をもってもらいたいママ必見!失敗談付き
我が家には、新小学2年生になる娘がいます。
休校当初、ここ川西市では、「2週間だけ」の休校予定でした。それが、「春休みいっぱい」に延長され、結局、「ゴールデンウィークまで」に。
果たして、本当に5月から学校が始まるのかさえ、見通しが経っていない状況。
休校が始まった頃は、「2週間だったら、せっかくの娘2人っきりの時間を楽しもう!」という気持ちでしたが、今や、息子(3歳)も保育園をお休みしているし、旦那さんも在宅ワークで、「娘と2人っきりの時間を楽しもう」は、この状況下で成り立つわけもなく。。。
そして、「こんなに長い休校ならば、この期間に、娘に何か目標を持って過ごして欲しい」と、思うようになっていました。
最初は、親がリードすることも必要
今、娘は、一週間の時間割を、ざっくり立てています。
つまりは、やることリスト。できたら消していく。という方法。
内容は、ほぼ毎日同じだけど、「やったら消す」というのは、やっぱり進み具合が見えるからか、達成感があるようで、休校になってからずっと続いています。
ちなみに、「そろばん」「本読み」は、週の中でいつやるか自分で決め、「トイレ」は、トイレ掃除をしてくれています。
あとは、土日は、時間割に入れず、自由にすることで、メリハリをつけています。
自主的に何かに取り組んでほしいという想い
この時間割制度、基本的には、うまく機能しているのですが、休校期間が長くなるにつれて、私の中で、こんな想いが出てくるようになってきました。
・時間割は、同じことの繰り返しで、毎週自分で書く意味があるのかな。
・休校期間が延長する可能性も考えると、もう少し自主的に取り組む何かがあるといいな。
なによりも、娘に「自分で決めて、その目標達成のために、自分で行動してほしい」という想いがフツフツと。
そんな想いを、これまで学んできた「子育てコーチング」や「NVC」というコミュニケーションのプロセスを通して、娘に話してみることで、驚くほど、娘自身が目標を決め、その目標達成のため何をするかを決めた!ということを目の当たりにしたので、
そんな会話の流れを、少し書いてみたいと思います。
私「学校のおやすみ、まだ長くなるかもしれないんだけどさ、その間に、(娘)ちゃん、何かできるようになりたいことあるかな?」
娘「んーーー、二重跳びかな!」
(娘は、二重跳びを少しずつ練習するようになっていたのですが、なかなか飛べず、やる気を失って、最近は、めっきり練習しなくなっていました。)
私「そっか!二重跳び、飛べるようになりたいんやね」
「もし、飛べるようになったらさ、どんな気持ちがしそう?」
娘「えーー、めっちゃ嬉しい!かな」
私「もし、飛べるようになったらさ、どんな色の世界になる気がする~?」
娘「んとね、黒とかグレーとか以外の、ぜーーんぶの色!」
私「そっか。暗い色以外の、ぜーーーんぶの色なんやね~!それ、すっごく綺麗そうだね!」
「じゃぁさ、二重跳びができるようになるのにはさ、なにが出来そうか、思いつくことある?」
娘「10秒で(二重跳びではなく普通に)25回飛ぶのを練習することかな」
私「そっか。それを練習すると二重跳びが飛べるようになるって言って、前、練習してたもんね。それってさ、何があったら、毎日できそうかなぁ?」
娘「えっとねー、練習の間、好きな音楽かけるのどうかな?」
私「好きな音楽か!いいね、いいね!!!他にある?」
娘「5分やったら休憩する」
私「なるほど!!うん、じゃぁ、5分やったら休憩しよう!他には?お母さんが何か手伝えることってあるかな?」
娘「ポイントカードを作ってさ、10秒で25回を、5回飛べたら5ポイント・10回飛べたら10ポイントって溜まっていって、100ポイントたまったら、表彰状作って欲しい!」
「あと、そのポイントカードに、毎日『がんばったね』『(娘)ちゃんなら、できるよ』ってお手紙書いて欲しい」
「お母さんも一緒に縄跳びやってほしい」
「それがあったら、毎日、練習頑張れそうな気がする!!!」
「明日からやりたいから、ポイントカード作って!!」
・・・と、娘の口から次々と、目標達成のための行動が、出てきたのです!!!
ここには、子育てコーチングの要素が散りばめられているのですが、
細かいことはさておき、何より大切なのは、
娘が、それを達成する自分を想像することができ、わくわくすること!だと思うのです。
大人の声かけひとつで、子どもは、自分で考えられる
これ、私が、例えば、
・二重跳び、飛べるようになりたいよね?
・毎日練習しよう!お母さんも一緒にやるから!
・ポイントカード作ってあげるからさ!
と、言ってしまえば、「1分で済む話」だったのかもしれません。
でも、親が決めて、やりなさい!って言って、親主導で決めても、結局、娘には「やらされてる」感が生まれ、達成したい!という意欲は沸かないと思うのです。
誰だって、自分が子供の頃に、そんな経験ありますよね?
だから、そうは、したくなかった。
時間割制度の導入が、私主導で決めたことだったからこそ、何かひとつでも、娘主導で決めて欲しかった。
つい、「まだ2年生だし、私が決めてあげなくちゃ。」みたいに思ってたところもあったけど、そんなことない。
親の声かけひとつで、こどもは、自分で考え、決め、行動できる。
子どもが自分で考えるチャンスを、奪ってはいけない。
そう感じるのです。
わかっちゃいても、失敗もするよね・・
こんな風にして、見事、自分で目標設定した娘。
これで、ことがスムーズに運び、ほどなく目標達成できましたー!!!パチパチパチ~(拍手)!!!
・・・ならば、良いのですが、そうもいかないのが、現実なわけで(苦笑)
失敗談も正直に書いておきます・・・
週末を挟み、今日からいざやってみよう!となり、私も一緒に縄跳びを飛ぶハメになりましたが、それも娘が自分で達成するために決めたこと。
私なりにサポートしようと決めて、外に出ました。
いざ、始めて見ると、思ったよりも、全然飛べない娘。
たった5分とはいえ、「10秒で25回飛ぶ」を繰り返すと、疲れも出て、失敗が続いてくると、途端に、不機嫌に。
「無理!」「できない!!」「今日20ポイントもらえない!」「こんなん嫌や!」と、イライラ、イライラ。。
そんな娘を見て、「いやいや、まだ初日だしさ、練習、始めたばっかりじゃない。」「初日から20ポイントもらえないでしょ」「できないから練習してるんだし」・・・と、こっちまでイライラ、イライラ・・・・。
「できない自分に苛立つのはわかる。だけど、それを乗り越えて欲しい。」
そう思うのに、娘の態度に、腹が立ち、我慢できず、
「そんなイライラするんだったら、もう練習やめなさい!」「お母さんはもう一緒にやりたくない!」と言い放ってしまいました。。
結局、練習は開始3分で終了!・・・チーン。
少し時間を置いて、お互いに頭を冷やしてから、もう一度、娘と、明日からどうするのかを話し合い、また明日から頑張ろうねということになりました。
一歩進んで、二歩下がる?・・・いや、二歩は下がってないな。一歩進もうと思って、足出したら、半歩出た感じ。
うん、それって、十分、ハナマル(・∀・)!!!だな!!!
本当は、娘の感情(悲しい・悔しい・もどかしい・苛立つ)をまずは受け止めてあげれたらよかったな。。と、反省しつつも、それでも、彼女自身が決めた目標であり、そのための行動の一歩が踏み出せたことが嬉しく思うのでした。
先の見えない休校期間。
長くなればなるほど、ただただ、ダラダラと過ごすのではなく、自分で決めた目標を達成してほしい。
決めたことをやりとおしてくれたらいいな。コツコツ努力してほしいな。
と思うママたちは多いんじゃないかと思います。
こどもを変えようと思っても、そう簡単には変わらない。
でも、自分の声かけは、今すぐ変えることが出来る。
こどものやる気を引き出し、それを親は全力でサポートする。こどもの力を心から信じる。
今まで学んできた子育てコーチングや、NVCを振り返って、そんなことをいつも心に留めて、これからも過ごしていきたいと思うのでした。
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