正直さとホンモノさを持って前に進む　～LOVE＆POWER～

3月も後半に突入しましたね。

ここ最近、新しい講座の準備のために、自分と向き合ってきた時間の中で、

「残りの3月をどんなふうに過ごしたい？」という問いがあり、

今の私は、大切なことが何かを自覚して、ムクムクと何かが芽生えていくような感覚があり、早く形にしたい！！と思う自分もいるのですが、

今こそ焦らない。じっくり味わう。という言葉が出てきました。

こどもたちが春休みに入るのも目前。ここで、ひとつ大きく息を吐いてみてくださいね♡

人から見られるワタシと、本当のワタシのギャップ

何を隠そう、私は、今まで、自分のことを、ずっと八方美人だと思ってました。

「人の気持ちを考えて優先すべき」

「雰囲気を自分が壊すべきではない」

「人に嫌な思いをさせてはいけない」

「嫌われたくない」

「言い争いたくない」・・・

もし、そうなってしまうくらいなら、私が感じないようにすればいいやと、

見て見ぬふりをして、平気なふりをして、それを「平和」だと思い込んできました。

でも、本当は、心の底から嫌なこともあるし、悲しいことも、悔しいことも、そうじゃない！！！って叫びたいこともたくさんあって。

だから、

「かよちゃんって、人当りがいいよね」

「こどもに対しても絶対、怒らなさそう」

（・・・んなこと、絶対ないのにね！笑）

「誰にでも優しくて、誰にでも好かれてそう」

なんて、言葉をいただくと、

人に与えているイメージを壊してはいけない。と、思ってきたし、

実際には、そうではない自分を必死で隠したり、責めたりしてきました。

そんな私だから、

【自分の大切なことを自覚しながら、
それと同じくらい、
相手の大切なことを感じて、
心から分かち合える】

という、NVCという学びに惹かれたのだと思います。

＜LOVE＞と＜POWER＞

NVCの学びの中で、こんなものがありました。

【人や組織の成長・進化に関する２つの要素】

それが、＜LOVE＞と＜POWER＞です。

LOVEとは、自分や相手のあるがままを受け止め、つながりを生む、まさしく「愛・受容」。

POWERとは、自分のニーズ（大切なこと）を満たしたり、相手の力を引き出し、成長を促す「パワー・力」。

この＜LOVE＞と＜POWER＞には、どちらにも偏りすぎると、弊害が起きます。

たとえば、＜LOVE＞が強すぎると、現状を受け入れ、諦めてしまうことで、成長は止まり・停滞します。

（こどもに、そっかぁ。宿題したくないんだね。しなくてもいいよ。って言っていると、学びや成長は止まりますよね）

逆に、＜POWER＞が強すぎると、自分の思い通りにさせようと強要や支配になり、相手は「させられた」と感じます。

（こどもに、宿題しなさい！と圧をかけていると、怒られたくないからやる。お母さんが言うからやる。と、子ども自らのエネルギーではないところから行動することになります）

だから、どちらのバランスも大切！！

願いを実現するためにPOWERを意図して使っていく

NVCを学ぶと、相手がどうであれ、私がこれを大切にしているから、こんな感情が湧いてきているんだと、客観的に見れるようになってくるのですが、

それが、できるようになればなるほど、今度は、【自分ばかりが受け止めているような孤独な気持ち】になることがあります。

それって、果たして、NVCを学ぶ前に、私が、他人の気持ちばかりを優先してきたことと、なにが違うんだろう？と、感じることもありました。

それこそが、＜LOVE＞が強くなりすぎていたからかもしれません。

私には、＜POWER＞を使う怖さがありました。

なぜなら、力を使うことは、人に何かを無理やりさせること  というイメージがあったから。

でも、そうじゃない。

自分のニーズ（大切なこと）を満たしたり、相手の力を引き出し、進化していくのが「パワー・力」。

そう感じたとき、パワーを高めるために、鍵になってくるのは、「ホンモノさ」と「正直さ」だと知りました。

パワーを高めるために、鍵になる「ホンモノさ」と「正直さ」

自分が自分を受け止めること。そして、相手を受け止められること。まずは、本当に、それが大切。

だけど、やっぱり「人と分かち合いたい！」んですよね。

自分が大切にしていることを相手にも知ってほしいし、お互いが大切にされたうえで、前に進んでいきたい！

そのためには、「私」をわかってもらうための、自己表現が必要不可欠。

その自己表現が、あーしろ、こーしろの、決して、力任せではなく、

自分の本当の願いを自覚して、その「ホンモノさ」や「正直さ」を持って、表現すること。

「ホンモノさ」や「正直さ」を持って使う＜POWER＞は、決して力任せではなく、人の心を動かせる！！

それが、＜POWER＞を意図して使っていくことだと学びました。

そう知れたとき・・・・

＜POWER＞を使う怖さが消えていきました。

誰もが安心して、願う世界のために、自分の持っている力を使えるようになったら、

きっと世界は、豊かで幸せな方向に進んでいくんじゃないでしょうか。

誰もが「ホンモノ」であり、「正直」でいられるような安心で安全な世界。

そして、そこから願う世界のために、パワーを使っていける世界。

私が、こどもたちに残していきたい、そんな世界のために、

諦めや、受け入れで、いろんなことに目をつぶってきた私も、ちゃんと目を開いて、

願いを形にしていくために、

「ホンモノさ」と「正直さ」を大切にしながら、パワーを使って、「わたし」を表現していきたいと思います！！！

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